
女性用のウィッグや育毛剤などの商品もいろいろ販売されていますが、もっと年上の方向けと感じられる方もいるのでは?
しかし女性の薄毛は若い頃から起こることもあります。さらに抜け毛や薄毛の悩みは、なかなか人には話せないものですので、一人で悩んでいる方も多いのが現状です。今回は、20代の女性に向けて、抜け毛や育毛剤のことを紹介します。
若年性脱毛症は「ヘアサイクルの乱れ」で起こる
10代~20代に起こる脱毛の症状のことを「若年性脱毛症」と言います。若い女性が悩まされる脱毛症は、年配女性を悩ませる脱毛症とは原因が異なります。年配女性の場合には、女性ホルモンの分泌量低下が薄毛や脱毛の主な原因となっています。そのため、更年期障害とともに薄毛や脱毛の悩みを抱える方もいらっしゃいます。
一方、若い女性の場合には、それとは別の理由でヘアサイクルが乱れ、脱毛や薄毛の症状が出てしまうのです。
ヘアサイクルが乱れてしまう4つの原因
髪の毛には寿命があり、一定の期間がたつと自然に抜け落ち、抜け落ちたところからまた新しい髪が生えてくることを繰り返します。その髪の毛が成長し、抜け落ちるまでの周期を「ヘアサイクル(毛周期)」と呼びます。
このヘアサイクルは
「成長期(女性の場合約4年~6年)」
「退行期(約2~3週間)」
「休止期(2~3ヵ月)」
と、大きく分けて3段階あります。
ヘアサイクルが乱れることにより、まだ成長途中の髪の毛が抜け落ちてしまい。抜け毛が増え、新しく生えてくる髪の毛が追い付かないという現象が起こります。
▼ヘアサイクルについてはこちら
それでは、若い女性のヘアサイクルが乱れてしまう原因をもう少し詳しく見ていきましょう。
1.過剰なダイエットによる栄養不足
若い女性はスリムな体型にあこがれる傾向が高いので、特に太っていなくてもダイエットのために食事制限をする人も少なくありません。
しっかり栄養を取って運動を取り入れていれば、それほど問題はありませんが、過度な食事制限は、髪の毛に必要な栄養素が足りなくなり、髪の毛まで痩せ細って最終的には薄毛になってしまうこともあるのです。
2.頭皮や髪の毛へのダメージ
髪を染めたりパーマをかけたり、若い女性の中では髪型をいろいろ変えて楽しんでいる人も多い事でしょう。自宅で染められるヘアカラー剤も安価で売られているので、カラーリングは非常に手軽な手段となっています。しかし、髪を明るくするヘアカラーは、一度髪の毛を脱色して着色するため、髪の毛の内部や頭皮にまで薬剤を浸透させることになり、非常に刺激が強くダメージとなるものです。一度染めると元の髪色との境目が目立つので、頻繁に染めることも多く、そのダメージは計り知れません。
そういったカラーリングや縮毛矯正などの強いパーマ液によって、髪の毛が傷むだけでなく頭皮に炎症が起きたり乾燥するため、抜け毛や薄毛の原因になってしまいます。
3.女性ホルモンの現状やホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンの減少やホルモンバランスの乱れは、加齢だけが原因というわけでもないのです。女性ホルモンはとてもデリケートで、ストレスや生活習慣などによって分泌量が減り、バランスを崩してしまうものです。
健康的で美しい髪の毛を育てるには女性ホルモンが必要であり、正常に分泌されなかったりホルモンバランスが崩れると、髪の毛の生まれ変わりの周期であるヘアサイクルも乱れてしまいます。ヘアサイクルが乱れると、髪の毛が伸びにくくなったり成長しきれないまま抜け落ちてしまい、抜け毛が増えて薄毛になってしまうのです。
4.ストレスや睡眠不足
20代は初めて就職する人も多く、就職活動や慣れない仕事で大きなストレスを抱えています。その時はそれほど無理をしていると感じないかもしれませんが、睡眠不足や疲労は確実に体に蓄積されていき、知らないままに頭皮環境を悪化させてしまいます。さまざまな理由から、自覚のないまま抜け毛が増えてしまうのです。
このように、様々な原因がもとでヘアサイクルが乱れ、若くても薄毛や抜け毛の問題が生じてきます。これらを予防や対策をするには、「ヘアサイクルを整える」ための生活習慣の改善や、ヘアケアがとても重要になっていきます。
20代から育毛剤を使っても大丈夫!
抜け毛や、薄毛に対する一つのケア方法として“育毛剤”を使うことが上げられます。しかし、20代で育毛剤を使うのは早すぎではないか…。そんなふうに感じる女性もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論から言うと、若い方でも育毛剤を使用しても全く問題ありません。きちんとしたヘアケアを始めるのに「早すぎる」と言う事はありません。
育毛剤には、頭皮環境を整えたり血行を良くするだけでなく、女性ホルモンを補って髪の毛にツヤやハリを与える効果や、髪質を良くするものも多いので、育毛というより美髪のためのケアとして使用する人もいます。
使う女性の事を考えて、見た目のデザインにもこだわっているブランドもあるので、初めてでも安心して使うことが出来ます。
20代女性に合う育毛剤とは?
近年では様々な商品が販売されていて、どれを使っていいか迷ってしまいますよね。ここでは数ある商品から、どのようなところに気を付けて選ぶべきか、その比較するときのポイントを紹介します。
□手軽に使えるもの
□継続しやすい安価なもの
□匂いが気にならないもの
□血行促進効果や頭皮の保湿効果が高いもの
を重視して選んでみてください。
育毛剤を選ぶ際には、まず抜け毛や薄毛の原因を突き止めることが重要ですが、原因が特定できない場合や薄毛の予防として使いたい場合は、頭皮環境を整えてくれるものを選ぶといいでしょう。
無添加育毛剤(医薬部外品)
120mL
通常:5,475円(+税)
定期初回キャンペーン価格: 2,980円(+税)※2019年6月現在
キャンペーンサイト://www.my-nature.jp/ppc/google/lp/scalpcare/df/
特徴:天然植物由来の成分が豊富、やさしい使い心地で敏感肌の人でも問題なく使えます。髪の毛の素となるアミノ酸が10種類配合されており、育毛効果も期待できます。初めて育毛剤を使用する方にもおすすめです。
20代の薄毛や抜け毛を予防するヘアケア
育毛剤の使用とあわせて、ふだんの生活習慣やヘアケアを少し見直すだけでも、20代の女性の薄毛予防には大きな効果が現れます。
頭皮にやさしいアミノ酸系シャンプー
洗浄力の強すぎるシャンプーは頭皮に必要な皮脂まで落としてしまったり、刺激となって頭皮に炎症やかゆみを起こしてしまうこともあります。髪の毛と同じ成分でできていて、洗浄力が強すぎないアミノ酸系のシャンプーは髪や頭皮にやさしく、頭皮トラブルが起きにくくなります。
オーガニックのスタイリング剤
ヘアスタイルをキープしたり、自在に変化をつけるためのワックスなどのスタイリング剤は、その保持力が強いほど落としにくく、いろいろな化学薬品が配合されています。
スタイリング剤も、化学薬品を使用しないオーガニックのワックスなどを使ってみてください。
低刺激のパーマやカラーリング
市販のヘアカラーはブリーチで色を抜いて着色するため、髪や頭皮に与える刺激は大きくなります。
できれば、低刺激のカラーリングを行っている美容院やサロンなどを探して、プロに染めてもらうほうがダメージは少なく済みます。パーマや強い薬剤の縮毛矯正などはダメージが大きくなりますので、できるだけ間隔をあけるようにし、熱を加えないコールド系のパーマなども試してみてください。
食生活や生活習慣を改善する
20代の頃は、仕事や遊びに忙しい年代ですから、毎日自炊することや早寝早起きを心掛けるなどは難しい場合が多いでしょう。あまり高い目標を立てても挫折しやすいので、できるだけ朝日を浴びる、0時前には寝るようにする、朝食は抜かない、野菜サラダやみそ汁を追加するなど、できることから髪や頭皮にいい習慣を取り入れるようにしてみてください。
育毛剤にプラスして生活習慣や頭皮ケアも意識して
20代の女性は、恋や仕事、遊びなどに忙しく、人生の中でももっとも華やかな時期といってもいいでしょう。
それゆえ、体や頭皮に知らないうちに負担をかけていることもあります。おしゃれは時として無理をすることも必要ですが、そのあとのケアや、できるだけダメージが少なく済むアイテムもいろいろありますので、育毛剤の使用とともに取り入れて毎日を楽しく過ごしてくださいね!
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