
白髪を染めたところでいずれは根元の白髪が気になってきますよね。髪の毛はどんどん伸びるため仕方なくても、うんざりする人もいるのではないでしょうか。自分で染めるにしても美容院で染めるにしても、時間とお金がかかるものですが、伸びた分の白髪だけを染めるリタッチなら髪にとっても負担は少なく済みます。今回は白髪に悩む女性のためにリタッチについて紹介していきます。
根元の白髪は染めづらい
おしゃれ染めではなく白髪染めなら、一度染めたあと気になるのは、根元の伸びた部分の白髪でしょう。髪の根元はギリギリまで染めても、伸びてくると根元から白髪が目立ってしまいます。
そもそも、白髪染めの薬剤は頭皮につかないように使用するため、根元まで薬剤を塗布したくても染めづらい部分ではあります。
そのため美容院のメニューにもリタッチがあるように、分け目や根元の白髪で悩んでいる女性は多くいます。
リタッチを行うメリット
髪の毛全体が染まっていても、根元部分が伸びれば白髪が目立ってしまいます。根元の伸びた部分を染めることを「リタッチ」といいます。リタッチは、しっかり染まっている部分には薬剤を塗らず、新たに伸びてきた部分だけに薬剤を塗るため、髪の毛に与えるダメージも最小で済むことがメリットです。全体染めをするよりもかかる時間も短く料金も安く済み、一番気になる根元の白髪がしっかり染められるため満足度は高いでしょう。
*リタッチのメリット*
- 髪を無駄に痛めない
- 全体染めより時間がかからない
- 料金も安い
リタッチの注意点
リタッチを行う際は、伸びてきた白髪だけを染めることになるため、全体のカラーと違和感のないように均一に仕上げる必要があります。全体染めをしたときと同じカラーを選んでも、髪の毛が褪色して色味が異なることもありますので、調整が必要になります。薬剤を塗ってからの放置時間、染まり具合などを観察して全体が均一に染まるように気をつけなければなりません。
なかなか難しい技術を要する作業ですので、自宅で染める際には、頭頂部など見にくい箇所の染まり具合がなかなか確認しづらいでしょう。できれば美容師に任せた方が、仕上がりはキレイでしょう。
リタッチを行う間隔は?
リタッチは、特に決まった期間内にやらなければならないというものではありません。
美容院によっては、全体染めをしてから何カ月以内であればリタッチ対応可能、もしくは決まった長さ以上のリタッチを不可としていたり、リタッチ自体を扱っていないこともあります。
また、髪の毛の伸びるスピードは個人差があるため、同じ日に白髪染めをしても、数週間後の見た目の根元の白さがかなり違うものです。
全体にうっすらモヤがかかったように根元が白い人もいれば、まばらに根元が白い人など、さまざまなタイプが見られます。
こういった事を考慮したうえで、ご自分で根元の白髪が気になり出したらリタッチの時期でしょう。
どうしても白髪がすぐに気になってしまう方の中には、帽子や髪型で隠したり、カラースプレーやマスカラのような白髪隠しアイテムで、しばらくカラーを避ける方もいます。
美容室でリタッチを行う
リタッチの注意点の項目でも紹介した通り、リタッチは美容室で行うほうが、簡単かつ綺麗に仕上がります。美容室で行うリタッチにはどのような特徴があるか説明します。
根元も綺麗に染めてもらえる
美容室ならヘアケアのプロが行いますので、リタッチも安心して任せることができるでしょう。自分の目で確認が難しい頭頂部や後ろでも、薬剤が地肌に付かないように根元ギリギリで染めてもらえます。
全体染めをすると、毛先部分が何度も薬剤で染まっているため、どうしても色味が濃くなってしまいます。その色味に合わせると根元部分も濃い色に染めることになり、白髪が伸びかけると、ますます境目がハッキリと目立ってしまうわけです。
毎回根元の白髪を目立たせたくない方は、なるべく明るめの色で染め、リタッチなら徐々に明るいカラーにして伸びかけの白髪を目立たなくするなど、方法は美容師さんと相談してみてください。
頻繁に通う必要がある
染めたての状態でいられるのはほんの数日から数週間だけ。リタッチは技術が必要なため、美容室での施術をおすすめしてきましたが、白髪を目立たせない状態を保つには、頻繁に通う必要が出てきてしまいます。
根元の白髪が目立っても、我慢に我慢を重ねてようやく染める人もいます。しかし、髪の毛が伸びてしまって白髪が目立つ場合は、リタッチで対応できない可能性もあり、その場合は全体染めをするしかありません。
通う時間やお金はかかってしまいますが、全体染めでは髪の毛も傷んでしまう可能性があるので、少し伸びたときに定期的にリタッチしたほうが、結果的に髪にとっては、やさしいかもしれません。
自宅でリタッチを行う方法
自宅でリタッチを行う場合、頭頂部や後頭部は、合わせ鏡などを使っても、白髪が目立つ部分をピンポイントで塗るのはとても難しいです。
さらに、先にカラー剤を塗った場所と、最後に塗った場所の時間差ができてしまい、染まり具合が均一にならないかもしれません。
それでも髪のダメージのことや美容院へ通う時間などを考えると、ご自分で行いたい方も多いかと思います。そこで、自宅でもきれいにできるリタッチのおすすめ方法を紹介します。
自宅でのリタッチはカラートリートメントがおすすめ
簡単に自宅で白髪を目立たなくする方法としてカラートリートメントがあります。
カラートリートメントとは、使うたびに徐々に髪の毛の色が染まっていくもので、白髪染めとは髪への作用が異なります。髪の毛の表面に色を乗せていくものなので、明るい色にすることはできませんが、使い続ければ段々と白髪が目立たなくなります。白髪全体のケアはもちろん、美容院でのカラーリングの合間に利用している方もいます。そうすることで、頻繁にリタッチや全体カラーを行うことも避けられます。
また、トリートメントなので、髪の毛をいたわりつつ白髪を目立たなくできるメリットがあります。白髪と黒髪の境目がだんだんとあいまいになり自然な仕上がりで、何度繰り返し使っても髪の毛にダメージを与えません。
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部分染めを利用する
分け目や生え際の白髪が気になるけれど、すぐに出かけなければならない、そんな時、一時的に白髪を隠せる商品があります。ペンタイプやスプレータイプ、ファンデーションタイプやマスカラタイプなどさまざまです。
まだ染めるほどではないけれど顔周りの生え際の白髪が気になる、美容院に行くまでの間なんとか白髪を隠したいという場合に活躍します。
外出前の短時間でも白髪をカバーできるため、ご自分が使いやすいものを常備しておくと、いざというとき白髪に対するストレスは減るかもしれません。シャンプーで落ちるものがほとんどで、しっかり髪の毛の内部まで染まるタイプのものではなく、帽子や衣服への色移りに注意しましょう。
白髪染め、カラートリートメント、部分染めの併用
なかには白髪染めやヘナカラーで全体を染め、少し根元が気になってきたら、頭皮にも優しいカラートリートメントでケアを行う、という方もいらっしゃいます。
近年、白髪ケアにはさまざまなタイプの商品が出てきています。白髪との付き合いはこれから先ずっと続くため、一つの方法にこだわらず、色々試してみて自分なりにケアしやすい方法を発見してみてはいかがでしょうか。
リタッチで髪をいたわりながら白髪ケア
最近グレーヘアーを活かすヘアスタイルも人気ですが、白髪を染めたいと考えている女性はまだまだとても多いです。
できるだけお金や時間の負担なく白髪がケアできればベストですが、自分の髪質や伸びるスピード、白髪の染まり具合などを知ったうえで、それぞれに合った方法で白髪ケアができれば良いですね。
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マイナチュレの白髪用カラートリートメントは植物由来原料を94%使用した無添加のカラートリートメントです。
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