髪のダメージの原因と美髪をダメージから守る方法 -美頭皮のすすめ-

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ダメージヘア

ツヤがあるキレイな髪の女性はとても素敵ですよね。髪はお肌以上に年齢を感じさせるパーツの1つでもあります。しかし一度ダメージを受けた髪は元通りには戻らないのです。だからこそ、ダメージを受けないように行うヘアケアを心がけましょう。
今回は髪がダメージを受けてしまう原因や正しいケアの仕方を紹介します。

ダメージを受けた髪の毛は元に戻ることはない

髪の毛は実は死んだ細胞でできています。そのため、髪の毛自身で修復する力はなく、一度ダメージを受けてしまった髪の毛は元通りに回復することはできないのです。
トリートメントにより髪の毛の内側まで浸透し修復しますが、定期的にケアを行う必要があります。
完全にダメージを受けてしまい、強度もなくなってしまったような髪の毛の場合、切ることが対処方法となります。

髪のダメージの原因はたくさんあります

ダメージ髪の原因

 

髪のダメージが加齢のせいであると考えている方も少なくないようですが、髪の毛は日々のブラッシングや洗髪で、キューティクルがはがれ、だんだんと痛んでいきます。
ダメージを与えるようなことをしていなくても、気付かないうちにダメージが積み重なり、毛先にいくほど痛んでいきます。
髪へのダメージを防げることはぜひ実行していきましょう。

ドライヤーなどによる乾燥

通常の髪は水分量が12~13%程ですが、乾燥が進んでしまうと7%以下まで下がってしまいます。髪が乾燥してダメージを受けると表面を守ってくれているキューティクルがはがれてしまい、そこからさらに水分が抜けてしまうことになります。髪の栄養や水分が抜けてしまうとパサつきがちな元気のない髪になってしまい見た目も悪くなってしまいます。
実は髪のダメージの一番の原因は“熱”であると言われています。ドライヤーで乾かす際には、タオルドライをしっかり行う事が大切です。
湿度が高いと低い温度でもケラチンの変性がみられるため、ダメージに繋がってしまいます。

パーマやカラーリングのダメージ

パーマの施術

 

カラーリングやパーマは、薬剤の種類によって髪にかなりのダメージを与えてしまうことになります。パーマは髪の内部にある芯(ケラチン繊維)を一度破壊して、再度くっつけることで、形状を作ります。カラーリングの場合、酸化染毛剤であるヘアカラーは、髪の内部の色素を抜き、染料を注ぎこみます。
パーマやカラーリングでダメージを受けた髪は、表面をうろこ状におおっているキューティクルが剥がれてしまいがちです。キューティクルが剥がれると水分が蒸発してしまいパサパサの髪になってしまいます。

紫外線の影響

紫外線の髪への影響

 

肌に紫外線を浴びるとシミやシワができてしまいますが、それだけ紫外線は浴び過ぎると人体に悪影響を及ぼしてしまうのです。その悪影響は肌だけでなく髪にも当てはまります。
髪が紫外線を浴びるとメラニン色素が分解されてしまいます。その結果、髪が赤茶色になったり白っぽく弱々しくなってしまうのです。
髪はアミノ酸の1種であるアミノ酸システインが結合してできています。紫外線を浴びるとこのアミノ酸システインが破壊されてしまい、枝毛や切れ毛が多くなります。パーマやカラーリングで髪にダメージがある場合は、紫外線の影響がさらに出てしまいがちなので注意が必要です。

 

▼紫外線と髪の関係についてはこちら

紫外線が髪に与えるダメージ!正しいケアと対策方法

 

ストレスや不規則な生活

現代社会において全くストレスのない生活を送るのは難しいので、ストレスを溜めこみ過ぎず上手にストレスを発散できる方法を自分で見つける必要になります。
ストレスを感じると、自律神経が乱れ、身体が緊張している状態になり血流が悪くなります。そのため頭皮も固くなり弱ってしまうのです。髪の育成に大切な亜鉛という成分が、ストレスにより大量に消費されてしまうことも原因の1つです。
また女性の社会進出により、長時間仕事をすることも多くなりました。そのためどうしても十分な休息がとれずに不規則な生活になりがちです。なるべく休めるときに休んで、栄養のある食事を心掛けましょう。とれない栄養素はサプリメントで補うことも1つの策です。

 

▼ストレスと頭皮の関係はこちら
ストレスが頭皮に与える影響とは?原因不明の頭皮のかゆみ解消法

 

髪をダメージから守るケア方法

普段何気なく行っているヘアケアや生活習慣が髪のダメージに繋がってしまいます。少しのダメージでも、毎日続けることでダメージが蓄積されて髪がボロボロに傷んでしまいます。
栄養バランスの良い食事や適度な運動、質の良い睡眠なども大切ですが、今回はヘアケアに注目して紹介していきます。一度自分の髪のケアの仕方を見直してみましょう。

ヘアブラッシング方法

ヘアブラッシング方法

 

毎朝ヘアセット時にブラッシングを行っているかと思いますが、力任せに強くブラッシングを行ってしまうと、キューティクルを傷つけてしまったり、無理に行うと絡んでいる毛が引っぱられ、切れ毛になってしまうことになります。
おすすめのブラッシング方法は、毛先、中間、根元の順番に優しくとかしていく方法です。
いっきにブラッシングしたくなってしまいますが、必要以上にダメージを与えないようにブラッシングでも意識しましょう。
ブラッシングは髪の毛についたほこりやからみつきをほどくことができるので、シャンプー前にもおすすめです。

パーマやカラーリングの施術

一度キューティクルが剥がれてしまうと元には戻らないため、すでにダメージが気になる方は、パーマやカラーリングを行うかどうかは慎重に決めましょう。
ダメージが気になる方は、セルフカラーリングよりも、美容室で美容師と相談してから行う方が良いでしょう。
髪質や状態によっては、パーマとカラーリングは同時に行わない方が良いでしょう。

ヘアアイロンの使用

ヘアアイロン

 

温度に注意して使用しましょう。髪の毛は高温になるほどダメージが大きくなります。ヘアアイロンは120~140℃の範囲でしようしたほうが、髪の毛のダメージを抑えることができるでしょう。

朝の寝ぐせを直すためにヘアアイロンを使う方も少なくないと思いますが、専用のヘアケアローションなどを利用した方がダメージは避けられるでしょう。

紫外線対策

髪を守るためには外出時に、通気性の良い帽子をかぶったり、髪にも紫外線ケアを忘れないようにしましょう。最近では髪にも使えるスプレータイプの日焼け止めも増えているので、上手に使いながら髪を守っていきましょう。
海やプールで髪の毛が濡れた場合は、シャワーで塩素を洗い流し髪の毛をケアしましょう。

髪と同じくらい頭皮をケアしよう

美髪作りには、土台となる頭皮作りも大切です。頭皮が乾燥していたり、ダメージを受けていると元気な髪を作ることが難しくなります。

 

頭皮マッサージ

頭皮マッサージ

 

頭皮を指で触ってみてください。カチカチに固くなってはいませんか?理想はこめかみを押した位の弾力があることです。頭皮が固くなっていると血流も悪くなり髪に大切な栄養素が行きわたりにくくなります。両手で頭皮をしっかりと包み込むようにしてから、上へ持ち上げるイメージでマッサージをしましょう。朝と夜に5分ずつおこなうと効果的です。頭皮用のブラシを使ってもいいですよ。
頭皮がカサカサに乾燥しているときは頭皮オイルや育毛剤を使ってケアしましょう。

シャンプーやトリートメントの正しい使い方

マイナチュレのスカルプシャンプー

 

毎日おこなっているシャンプーですが、意外と正しい使い方を知らない人が多いです。間違った使い方をしていると髪にダメージを与えるだけでなく薄毛の原因にもなりますので気をつけましょう。
まず、シャンプーは髪につける前に軽く手で泡立ててから行いましょう。洗うときは指の腹で優しく頭皮をマッサージするように洗います。ここで爪を立ててしまわないように気をつけましょう。すすぎは、シャンプーの倍の時間をかけて行い、シャンプーが残らないようにします。
トリートメントは、髪の水気を取ってから塗布します。そうすることでトリートメントが薄まらずにしっかりと髪に密着して効果が得られます。手のひらで軽く伸ばしたトリートメントを髪に塗っていきますが、毛先を中心にして根元にはつけないようにします。根元につけてしまうと毛穴のつまりの原因になってしまうので気をつけましょう。
また水に濡れているの髪の毛は柔らかく傷つきやすいので優しく扱いましょう。

 

▼ダメージヘアのシャンプーの選び方

ダメージケアに使うべきシャンプーの選び方は?

 

シャンプー後の髪を労わって

みなさんは洗髪後までケアを意識していますか?実はシャンプー後のケアもとても大事です。

 

1.タオルドライは優しく

タオルで乱暴に拭いていませんか?シャンプー後の髪はとてもデリケートなのでキューティクルがはがれやすくダメージを受けやすいです。せっかくトリートメントをしてもそれでは意味がありません。髪をタオルにはさんでからポンポンと水分を吸収させるイメージで優しくおこなうのが正しいやり方です。

 

2.ドライヤーの使い方

ドライヤーは髪から10~15cm離して、長時間同じところに当てないように気をつけましょう。ドライヤーの場合は、高温で長時間しようするとダメージに繋がってしまいます。ドライヤー使用前にしっかりタオルドライを行い、ドライヤーの使用時間を短くしましょう。頭髪は半乾きのままで終えないように。濡れたままだと頭皮で雑菌が繁殖してしまい炎症をおこすおそれがあります。

 

3.アウトバストリートメントを活用する

痛みが激しい、ダメージがとても気になる方は、タオルドライ後、ドライヤーの前にアウトバストリートメントを使用すると良いでしょう。ドライヤーの熱からも守ってくれます。

 

髪の毛のダメージは将来、抜け毛や薄毛に繋がるかも

髪の毛のダメージにより抜け毛や薄毛になるような直接的なことはありませんが、髪の毛がダメージを受けている場合、薄毛や抜け毛に繋がってしまう習慣を行っている可能性があります。
薄毛を気にするのは男性が圧倒的に多いと思われていますが、女性にも増えています。
ダメージのない美髪作りには、まずは健康的な生活、身体づくりを意識すると良いでしょう。

 

ダメージのない髪を作るには日々の意識が大切

サラサラで潤った髪は女性の憧れですよね。しかし美髪は1日でできるものではありません。毎日のちょっとした意識をずっと続けていく必要があります。
ストレスの多い現代では、これからずっと頭髪の悩みと付き合っていくことになるかもしれません。少しでも早いうちから知識をつけて、実践してみてください。

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